日本の子育てがおかしい理由②

子供は男女を夫婦にするため天から授かった賜物です。妊娠が判明した瞬間から男性は父親に、女性は母親にならなければいけないのです。

 

なぜなら子育ては生まれる前から始まっているからです。

 

バース・トラウマ

・赤ちゃんは羊水に浸かっている時は天国にいる状態です。自分の気持ちを察してお願いしなくても栄養が来て、24時間大好きなお母さんと一緒にいられる。最高に居心地の良い環境です。しかし出産で環境は大きく変わり、その変化がトラウマに繋がる可能性があるというのです。

①破水(羊水の放出)=ベットの柔らかいクッションが一瞬で岩に替わる。

②産道を通る=母親も大変な痛みですが赤ちゃんも狭い産道を通るのは超大変

③吸引分娩=頭の形が変わる程、引っ張られてやっと外界へ。

④温度異常=陣痛で苦しんでいる母親の体温は38℃を超えます。それがエアコンの効いた室内に放り出されるのです。最初の産声を翻訳すると「寒い~!!」です。

・人間が「暗い」「狭い」場所に怯えるのはバーストラウマが関係しているそうです。

 

イクメンの育成

妊娠時期に夫婦で家事・育児の分担を決めておく必要があります。男性は仕事・女性は育児のような昭和な考え方は令和の現代では通用しません。旦那さんのやれること、やってみたいことをリストアップして協力体制を確保しましょう。この時期に打ち合わせしておかないと「子供が生まれて急に冷たくなった」ととんちんかんなことを言われ、子育てのワンオペという負のスパイラルに陥ります。申し上げにくいのですが男性を父親にするのも母親の役目です。

 

まとめ

子はかすがいと言います。木材を繋ぎ合わせる「かすがい」を見たことはありますか?

両隣の木材(夫婦)にコの字型のかすがい(子供)ががっちり食い込んでいます。どちらかに大きく食い込むことはしません。子は父親にも母親にも平等に手を差し出します。男性のより積極的な育児参加を求めます。