休息で己の感性が急成長する。

休息を取ることで脳のパフォーマンスは大きく向上します。仕事で成果を出したいならがむしゃらに残業するので無く、しっかり休息を取るべきです。

 

なぜなら暇こそが最も生産性が高いからです。

 

脳は休息時でも絶えず活動していて、問題の最適解を自身の知見や経験から導き出そうと無意識で情報収集+熟考しています(デフォルト・モード・ネットワーク)散歩中、入浴中などリラックスした時に仕事中には思いつかなったアイデアが湧いてくることがあります。それは多忙な毎日を過ごしていると気付けないことです。

 

日本人は休息を怠惰とする傾向が強い(日本特有)忙しく仕事をしていないと周りに申し訳ない気持ちになったり、頑張っていない自分を見られることを極端に嫌う。これは呪いとしか言いようがありません。自分ひとりがいなくても会社は回るし、しっかり休んで休日を満喫した方が生産性は上がるのに多くの日本人は休日より仕事を選びます。その大きな理由としては暇になって自分を省みるのが怖いからであると考察します。

 

マクドナルドのCEOだった藤田田さんの著書にはこうあります。藤田さんはあるユダヤ人に「今暇ですか?」と聞かれました。出店ラッシュで生き馬の目を抜くような大変な状況で「暇なわけない!」と返答するとユダヤ人は「いいや、君は暇だ。暇でなければこんなに沢山の出店は出来ない」と言われました。思い返せば最初に比べれば問題点の解決方法、出店の段取りの効率化で労力を縮小し、利益の最大化が出来ていることに気付きました。最初に比べれば格段に暇になったと言えます。

 

暇な時間が自己を見つめ直すことになり、休息でリフレッシュすることでやる気と好奇心が湧いてくる。心のワクワクを言葉に出来れば、どんな困難にも立ち向かえます。大抵の解決不可能と思える問題の答えは自分の中にあります。外に答えを探しに行く前に己との対話で自分の中から解決策を探しましょう。

 

それでも見つからない時は友達の力を借りましょう。

「見る目のある友」に「手」を貸してもらうことで「見抜く」と書きます。あなたの性格を知る友達はあなた以上にあなたのことを知っている場合があります。是非ご活用ください。