コミュニケーションに必要なもの

コミュニケーションに技術はいりません。小手先の技術は人によって使い分けや選択が必要で使うだけ疲弊します。必要なのは「愛」だけです。

なぜなら今の日本は「愛」が枯渇した世界だからです。あなたが「愛」を持って示すだけで相手とのコミュニケーションは飛躍的に良くなり、職場雰囲気はたちどころに良くなります。

まず自己愛を手に入れます。自己愛は「身体・心・魂」の健康で手に入ります。

例)
身体:小食であること・運動をすること・お湯に浸かること。
心 :読書で知識をインプットする。どんな悩みも言葉に変えることが出来れば昇華されて心の平安が手に入る。
魂 :暇を手に入れて瞑想をすると魂が健康(感性が戻ってくる)になる。忙しいと心が何も感じなくなり、気付きが無くなる(面倒になる)

上記3つが健康だと「自己愛」が生まれます。自己愛には「寛容」というスキルが備わっています。寛容は自分と相手が違うことを広々とゆとりを持って許容することです。つまり自己愛の大きさが寛容の広さ・ゆとりに比例するのです。

自己愛が高く、寛容のスキルのある人間は相手の言葉を鵜呑みにしません。その言動に至る背景(バックグラウンド)が何か考察します。かのウォルトディズニーの提言した「ストーリー・ザ・ビハインド・ストーリー」はまさにこのことを明確に表現しています。陰口や悪口が出るのはその人の背景を知らないからです。相手の背景を知る(察する)ことで受け取り方が違ってきます。

現代は「時間効率主義」が蔓延していて家族や親しい友達でも自分の背景を慮ってくれません。そんな人を職場であなたが寛容すればコミュニケーションが向上することは想像に難くありません。

具体的な方法
・相手を好きになる(好きなところを10コ見つける)
・アドバイスは絶対しない(アドバイスを考える行為はすでに相手の話を聞いていない)
・振り子の原理を使う(聴いた分だけ信用貯金が増える)

相手の「心」を「受ける」と書いて「愛」になります。自分を愛し、他人を愛せれば百戦百勝。心を込めて(自己愛を持って)相手の話を受ける(拝聴)すれば争いは起きません。